おフランス製めがね会(2)

4名以上だと個室が取れると伺ってたので、今回そのようにセッティングして頂きました。
席に着くとメニューを渡されます。開くと白紙です。もちろんお料理は「おまかせ」だからです。
演出ですわ、究極生物シロガネーゼという暗示への…演出……ウフフ

ってゆーかこのメニューの造り自体がなんかもうすごい。紙じゃなくて大理石でできてます。お、重い…!
縦にして勢いよく振り下ろしたら、間違いなく頭がカチ割れます。
「この白いとこにジョージのサインを書いて渡してみてはどうか!?」
「むしろここにお題を書いてシェフに無理難題なリクエストをしてみてはどうか!?」
…この場にサインペンがあったならば、本気でやっていた事でしょう。
よかった…サインペンがなくて本当によかった…!

というわけで今日この日のために振舞われた、ディナー全14品をご紹介いたします。ズガーン!

正直に言おう。どれも食ったことのない味がしました。もうね、どれもこれも、新・食・感…☆

特筆すべきは[7]の魚。噂には聞いておりましたが、焼き加減が絶妙。これは絶対マネできないです。すごい。
そしてお肉にえぞ鹿が出てくるとは夢にも思わなんだ。オラ、鹿さんとはゴールデンウィークに知床で会ってきたよ…?
今が旬らしく、超美味かったです。これまた焼き加減がすばらしかった。鹿さんだけでも300gは食べれました。
お料理をのせてるお皿も一枚一枚、なんだかとてもステキ。そして配置。何この空間デザイナーっぷり。
デセールは全部で4品。[13]のアイスクリームがえらい美味かった。

お料理は運ばれてくるたびに、スタッフの方が内容の説明をしてくれますが、
リクエストすればメニューをプリントアウトした用紙を帰り際に渡してくれます。
いつも思うんだけど、こういうメニューの名前って誰が考えるのでしょう。やっぱシェフなのでしょうか? ポエムだ…。

(まだ続く)