保護1日目〜スズメ???

夫「スズメだと思うからチュン太って名付けた(´∀`)」

翌日から夏休み連休を控えた夫が帰宅。手にした小さなダンボール(50サイズ)には、黒っぽい色の雛が入っていた。畳んで敷かれた夫のタオルハンカチにすがりついてピーピー鳴いている。健康的なうんちもしている。めちゃくちゃ元気。私なら「亀の子だわしのカメちゃん」と名付けたくなるようなルックスだ。

っていやいやいや、どうすんのこれ

急いでホームセンターで買ってきたミルワームを与え、ふわふわの床材を敷いたプラケースに移動させた。

夫が仕事帰りに保護したというが、野鳥の雛を拾うことがNGとは素で知らなかったらしい。これまでも、カブトムシやクワガタや銀杏や栗を道端で拾ってきた夫だったが、ついに雛まで拾ってきた…!大人なのに_(:3」z)_

元いた場所に戻して!そばに親鳥が居るはずだから!……と、本当は強く言った方が良かったのだが、もう暗くなるし、連れ帰って来てしまった以上、さらなる移動は雛のストレスになるから諦めた。

しかし迷い鳥ならまだしも、野鳥となると勝手が違いすぎる。私にとっては重大事件。先住鳥のはるちゃんを守るため、風通しを良くした玄関で雛を完全隔離した。

中途半端に飛べると夫が言ってた通り、ミルワームを与えたあと玄関先で飛翔した。そしてハエのようにホバリングして墜落した…。まだ上手くコントロールできないようだった。

こうして突然の育雛生活がスタートした。

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