なーむーあーみーだーぶ~~ぅぅぅ

今日は朝からぴーすが実家にいたときに同居していたおばあちゃんの三回忌。
我々とぴーす父、母、姉、弟の6人がお寺に集合。いつも騒がしい甥っ子姪っ子は学校だったので、今回は大人だけでしめやかに執り行われるはずの法事であった…。
が、ぴーす一族が集ってしまった以上、そうは問屋がおろさなかった!!

立派な祭壇の前に6人横一列に正座して待機してたら、ご住職が登場。
昔からぴーす一家はそこのお寺の檀家に入ってるそうで、もうおなじみの住職らしいのだが、
前に見たときと少々髪型が変わっていたらしい。
ぴーす母 「(小声で)あれ、お坊さん丸坊主にしたんだ」
たしかにパッと見はボーズに見えるのだがしかし、よく見るとうっすらとバーコードが…
ぴーす  「ちげーよ。ボーズじゃねーよ」
え、そうなの?と、ぴーす母が顔を上げて住職の髪型を再度確認。
ぴーす母 「ハッ、ほんとだ…! 坊主が、ボーズじゃない!!!
住職がお経を読み出したのにも関わらず、ぴーすとぴーす母はその自分達の会話のあまりのくだらなさに、おもいきり笑いのツボにストライクしてしまったらしく、突然「ブボッ!ククク」と噴き出し始めた!
笑いのツボははまったら最後、なかなか抜け出せなくなり、必死に笑いをかみ殺して耐えてようとしたぴーすと母。身体を震わせ、しまいには涙まで流し始めて、本気で挙動不審に……。しまいには笑いをかみ殺し損ねたぴーす母が「ブギギヒ、ビギヒ」と、人と思えぬ奇声を発し始めた!
私を含め、ふたりのボーズ会話が聞こえていなかった他のメンバー達にしてみたら、何故ふたりが笑い出しているのかがまったくわからないッ! が、ぴーす母の奇声を聞いてさらに皆してつられ笑いを!
グッ、ヒッ、ヒヒヒ…………(こみあげる笑いと必死に格闘中の沈黙)………ブホッ!!(←暴発)
そのうち誰か声をあげて笑い転げ始めるのではないかとヒヤヒヤしたのですが、この狂ったような状況自体がもうおかしくて、このはむらびの笑いも止まらない……イヒイヒヒヒ(助けて~~~!!)
結局10分くらい悶絶してましたが、なんとか笑い病もおさまって冷静さを取り戻した我々…。すると焼香タイムに。
ぴーす父と母のあとに、ぴーす姉が香をくべる。
「ああ、やっぱマイ数珠は必要だよな~」と、急ごしらえで服しか用意できなかった自分を恥じながら、ぴーす姉の後姿を見ていたこのはむらび…すると焼香を終えたぴーす姉が、立ち上がろうとした瞬間、自分のスカートの裾をふんずけてしまい、我々の目の前でコケたのである!!
なんという絶妙なタイミング! 当然、あの狂気の笑い病が再び猛威をふるい始めた!!
ブギギヒ、ビギヒ
さらに追い討ちをかけるかのように、ぴーす父がくしゃみを…! あわててぴーす母がティッシュを探して手渡そうとすると、ぴーす父の青っパナが20cmほどズル~ンと垂れ下がっていた…。
コ ン ト か よ !!!
法事なのに……大人なのに……。
法事で腹筋が痛くなるなんてはじめてだ…。
仏になったおばあちゃんも「あーあ、相変わらずこの家族は…」ときっと遠い目をしていることでしょう…。