

交通量が多い市街地。楓が立ち並ぶ歩道にチュン太は落ちていたそう。中途半端に飛べるもんだから、車道に飛び出して危うく車にぶつかる寸前だったのを、仕事帰りにたまたま通りかかった夫が見かねて保護した、そんな経緯だった。
おそらく楓の木に巣があったのだろう。歩道に面したドラッグストアに駐車して、チュン太を置いて様子を伺った。
30分ほどすると親鳥らしきペアが現れた。遠巻きに見守ってる感じだったけど、やがて飛び去ってしまった。ええ……(困惑)
このままだとカラスや猫に襲われる可能性が高いので、仕方なくチュン太を引き揚げた。
正直、親鳥だったのか確証がもてない。保護した時すぐに返してあげれば、また結果は違っていたのかもしれない。でもこの場所は高確率で車に轢かれるか他の動物に襲われる環境…それでも野鳥が巣を作ってるのはある意味凄い。
とりあえず、ひとり餌になるまでは保護しようと、夫と腹を括った。チュン太のパパママ、誘拐しちゃってゴメンよ……